年々、家畜排せつ物の排水処理に関して、規制が厳しくなっている。
畜産業者も今後、排水については水質をさらに厳しい一定の基準以下にしなければならず、浄化槽の維持管理に莫大な費用がかかってしまうことが予想される。
下記の暫定排水基準値は、見直しのたびに厳しくなっており、今後も一般排水基準値に近づいていくものと想定される。汚水浄化処理施設の運転管理の改善により、一般排水基準値達成に向けた低減に努める必要がある。
・生物化学的酸素要求量(BOD)または化学的酸素要求量(COD) 160mg/L
・浮遊物質量(SS)200mg/L
・大腸菌群数 3000個/㎤
・窒素含有量 120mg/L
・リン含有量 16mg/L