排水処理浄化設備での導入事例
従前より活性汚泥法の浄化槽(曝気槽容量500t・排水量300t/日)を運転していたが、悪臭に対する近隣住民からのクレームと、行政からの水質改善指導を受けたことがきっかけで導入決定。バクチャーパウダー散布施工にあわせて曝気量を24時間曝気から12時間曝気(50%抑制)に変更した。
施工後約1週間で悪臭は大幅改善、スカムも約2週間で消滅。曝気槽には徐々に活性汚泥が増加し、それと同時に処理水の水質も改善。しかも、曝気にかかる電気代は半減した。
24時間365日連続運転の場合 年間電気コスト2,786,313円
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バクチャー導入と同時に12時間間欠曝気(または出力50%カット)
に切替えた場合 年間電気コスト1,397,313円
<養鶏場の鶏糞発酵における脱臭実験>
各2tの鶏糞を使用し、通常方式とバクチャー(2kg)を混ぜ合わせた方式で堆肥発酵比較実験を行った。開始3日後からアンモニア値に顕著な差が見られ、体感でも明らかな臭いの違いが確認された。
<大手メーカーによる汲取り式仮設トイレ比較実験>
実際の建設現場に汲取り式仮設トイレを2棟並べて設置。一方にはバクチャーを120gを投入、もう一方には何も入れない状態で使用開始。使用から1か月後に消臭効果を比較実証した。
①メーカー社員複数名の体感で「臭いが明らかに少なくなっている(効果あり)」との評価を得た。
②汲取り槽では、明らかな臭気の違いに加えて、バクチャー投入した汲取り槽内ではウジ虫の抑制効果が見られた。
外部機関(財団法人岡山県健康づくり財団北部支所)にサンプル検査を依頼したところ、体感の違いを裏付けるアンモニア数値等の差異が確認されました。